ローランド株式会社は9月17日、高音質かつシンプルな操作性を両立したゲーミングオーディオミキサー「BRIDGE CAST ONE」（ブリッジキャスト・ワン）を発表しました。9月26日から開催される「東京ゲームショウ2024」で展示され、10月12日に発売される予定です。
Roland BRIDGE CAST ONE
「BRIDGE CAST ONE」は、配信中の音声を容易に管理できるオーディオミキサーです。2系統のオーディオソースが独立した「デュアル・オーディオ・バス」によって、配信者用のモニター音と視聴者に届く配信音の音量をそれぞれ調整できるため、安定したクオリティのサウンドを生み出すことができます。
マイク端子はXLRに対応しており、アーティストがレコーディングで使用するようなダイナミック／コンデンサーマイクを接続可能。高ゲインのプリアンプを内蔵しているため、マイクの音量不足を心配する必要もないでしょう。また、ノイズサプレッサーやコンプレッサー、ローカットフィルターやリバーブなど、配信のクオリティを向上させる複数の音声処理機能が搭載されているのも特徴です。ノイズを抑えるだけでなくユニークな音声を視聴者に届けることができるのは、配信者にとって大きな武器となるでしょう。
さらに「BRIDGE CAST ONE」は非常にコンパクトでありながらも、優れた操作性を持っています。直感的なデザインで音量調整などの各操作を行うことができるため、オーディオに関する知識がなくても扱いやすい製品といえるでしょう。
専用アプリ「BRIDGE CAST アプリ」を使用することで、マイクおよび音声出力のパラメータやゲームタイトルに合わせたイコライザーを設定することもできます。また、同アプリとRoland Cloudのアカウント登録をすれば、「BGM CAST」から著作権フリーのBGMや効果音を利用できるようになります。
Rolandのゲーミングオーディオミキサー「BRIDGE CAST ONE」は、10月12日に発売予定です。
